2019.06.06 Thursday
「食事をともにする相手によって味が変わる」って本当?
今日は、ここ数日の御殿場の季節の移ろいを感じていただきながら、「味覚」についての書いてみようと思います。ニッチな分野ではありますが、ご興味のある方はぜひお読みいただけると嬉しいです!
(ほんのりと色づき始めた紫陽花)
よく「食事を共にする相手で味が変わる」と言いますが、皆さまはどうですか?
「一人屋内で焼肉をつついているよりも、気の合う仲間と屋外でバーベキューをしたほうが、おいしい〜〜」という考え方。
(ほら!ここにも色づき始めた紫陽花が!)
確かに、私も普段はゆる〜〜〜い感じで何も考えずにじゃんじゃん食べるのが好きです。お肉ならビールジョッキを片手にしてね(笑)。
(”季節を切り取る”なんてことをやっていますが、ズームアウトしてみると現実はこんな感じなのですよ。文字通り「季節を切り取って」おります、ええ。)
たまに、ほんとうにたまにですが、食ヲタだったころの感覚がひょいっと顔をのぞかせて・・・・
飲食店での味の比較検証を厳密に行いたくなります(笑)。
そういうときは食事の相手によって味の感じ方が変わるので、ひとりで出かけます!
もう、あれですね。食事っていうよりかは、調査みたいになっちゃってる。
でも、それも懐石料理ともなると、感覚がピー――ンととぎすまされてきて、それはそれで楽しい体験です。
(マーガレットかな?まだまだ、てんこもりに咲いています)
より厳密に味覚を比較したいときは、短期間のうちに同じジャンルの食事を立て続けに食してみたりします。
「ねぇ、ねぇ、それって楽しいの?」って言われることがあります。
ですよねーーー!
そう思われてしまうのも無理からぬこと。でも、これが楽しい瞬間があるのです。
きちんとしたお料理には、必ず料理人やシェフの技術力や繊細な感覚が宿っていて、食べることに集中しているとふっと感じ取れる瞬間があるのです。職人ワザを極めた味を感じ取れた瞬間はたまりません。やめられないです。
料理人さんやシェフの方々の細やかな仕事の成果を楽しむには、ときには高単価になることもあります。でも、料理の繊細さを理解したいと思う人にとっては、値段の付け方にさえも料理人さんやお店のこだわりが見えて、嬉しくなってしまうのです。
以上、食いしん坊による食いしん坊な記事でした〜♪