京都・祇園祭の宵山(よいやま)が近づいてきました

昨日は雨が多い一日となりました。

ということは!!!

「今日は雑草がよく抜けるよね!!!」

 

って突然、思って、

朝の事務所のお掃除が終わったあと、

衝動的に草むしりをしてみたところ、

蚊に10か所以上刺されてしまいました。

 

「虫よけの スプレーせずに 草むしり」

 

一句できた!

 

季語は?

 

「虫よけのスプレー」・・・・かな?

 

突発的な行動(=突然の草むしり)は難(=蚊にさされる)を招きますね。

今後は、しっかりスプレーをして草むしりしようと思います!

 

さて。

 

この時期(7月中旬)になるとそわそわします。

 

なぜなら・・・・

遠く離れた京都で祇園祭が行われているから。

 

(今年は行けそうにないので、祇園祭をテーマにした小説を読んで、

その世界観に浸っています)

 

7月1日〜7月31日までの一か月間が祇園祭の開催期間です。

京都の寺町商店街や新京極商店街、そして四条通では

”コンチキチン”と呼ばれる祭囃子が流れ始めるのが7月1日。

(※早いところだと6月30日から流れていましたー)

7月のあいだじゅう、京の町が、コンチキチンの音に包まれます。


コンチキチンの音を聴きながら、

山や鉾が町中に立ち並び始める様子を、

毎日のように見に行くんですねーーー。

 

コンビニでビールを買って、

山鉾にぎっしりと掲げられた駒形提灯の明かりを見上げながら、

「あぁ〜、もう夏だなぁ〜」って。

 

山鉾巡行の日が近づくにつれ、

京都の街全体が、妙な高揚感に包まれるんです。

 

それが頂点に到達するのが、宵山(よいやま)かなーーって、

個人的には思っています。

 

狭い路地に、たくさんの人があふれかえり、

頭を上げると、夜空に妖しく灯る駒形提灯と山鉾。

完全に、非日常の世界観で、ちょっとした異空間。

 

その雰囲気にとりつかれるように魅かれちゃうんです。

 

その”異空間っぽさ”をよぉ〜〜〜く体現しているのが

この小説、『宵山万華鏡』

 

(また、出しちゃう、この写真)

 

摩訶不思議な短編小説がならびます。

舞台はぜんぶ、宵山の日の出来事。

 

今年、祇園祭の宵山に行かれる方は、行く前に読まれると

いつもの祇園祭がちょっと違うものに見えるかも!

 

そして、私のように京都を離れてしまって、

なかなか自由がきかない方は、

この本を読んで、一緒に祇園祭に焦がれましょう!



大好きな祇園祭に行けないのは、ちょっと切ないけれど、

私には今、大事な大事な御殿場での生活もあるので、

思うようにはいきません。

 

いよいよ、あさってが宵山。

 

遠くの地から、ちょっとドキドキしながら

京都の祇園祭を見守っています!

 

※こういう記事を書くと

「おや、アオシマさんは京都ご出身ですか?」

と聞かれますが、福岡出身です。

京都は、9年間ほど住んでいました。

そのあいだに京都が心のふるさとになっちゃいました♪
 

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