写真の構図のセンスは磨ける!〜”SNS映えする写真撮影のコツセミナ”〜

最近、草むしり作業に加えて、

朝の掃き掃除にもハマっています。

 

普段は、9時45分〜10時のあいだに業務の一環として行っているのですが、

その時間帯が・・・・・・・・

 

暑い・・・

 

朝いちばんで、さっそくメイクが汗で落ちて残念だったのと、

朝いちばんで、大量に汗をかくことがうんざりだったので、

掃き掃除は、涼しい時間帯のあいだにやってしまおう!

 

と、決めました〜!

 

というわけで、朝からまるでお寺のお坊さんのように

シャーーーッ

シャーーーーーーッ

 

と、竹ぼうきで掃き掃除をしています。

 

さて。

 

昨日から、写真セミナーのまとめ記事を書いています!

 

「昔の写真は、人さまに見せることが前提じゃなかったけれど、

SNS時代の今は、人に見てもらうことが前提となった。

せっかくなら、写真を、たくさんの人と出会うきっかけにしたいですよね」

 

A子ママ(下澤美香さん・デジタル発信の専門家)がおっしゃっていました!

 

そして、講師のすぎちゃん(杉山雅一さん・酒屋の経営者)が

「写真は、とにもかくにも、構図が大事」と、構図についてみっちりと。

 

で、今日は。

 

写真の構図のセンスを磨くには・・・?

 

という、すぎちゃんの講演の後半部分のレポです♪

 

という、「いまいちセンスに自信がない」って言う方にとっては朗報ですよ!

 

まずは、芸術的なものに触れる

 

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芸術。

 

すぎちゃん曰く、

 

「芸術は人間が作り出したもの。

絵画でも、陶芸でも、いちばんの理想形に近づけて作るものなので、

無駄がそがれている。

(中略)

画家も、すごく苦労して、構図を決めたり、色遣いを考えたりしているはず。

そういうところに触れて、(自分の)感性やセンスを磨くっていいんじゃないかな、って」

 

私も、絵を観賞するのが好き。

 

だけど、構図のセンスを磨く、という視点で見たことがなかったな。

 

画家が生きた時代や場所に入り込んでいくことによって

絵画を楽しむことが多くて、この1〜2年はそんな鑑賞スタイルでした。

 

だから、すぎちゃんの言葉でハッとしました。

 

そうか。

 

私の好きなあの画家も、この画家も、

いっしょうけんめい構図や色使いを考えていたんだなぁ〜、って。

 

これまで行ってきた絵画展の図録を

もう一度見直してみようと思いました。

 

次は、マンガ&映画から!

 

すぎちゃんの大好きなドラゴンボールを使って、

構図のヒントになりうる要素を探っていきます。

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まず、左のページは「逆ゼット」。

 

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これですね、「逆ゼット」

(※アルファベット「Z」と逆のカタチ)

 

マンガの基本として、基本的に、

逆ゼットの流れで読者の視線が動きます。

 

マンガ家はそのことをよく承知していて、

読者の心理的なことを考えながら、

絵、吹き出し、効果音(?)を配置して描いているとのこと。

 

そして・・・・

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これは、蹴とばされている人(なっぱ)が

ページの外に向いている構図。

 

なっぱがページの見切れた方向に向いていたり、

さらになっぱの両手が対角線上にあるのも、

描き手の意図が働いているのでは!?

というすぎちゃんの見解でした!

 

これが、なっぱが逆方向の左側を向いて

ページの中に向かって行く感じだったら、

確かに、変ですよね・・・・。

まだ、左のページで話が続いていますからねー。

 

さて。

 

次は、映画『ラ・ラ・ランド』からです。

 

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オープニングのこの画像(ほんとは映像だけど)。

左上に向かって道路が伸びて、だんだん細くなっています。

この細い部分があるからこそ、画面に奥行きが出ています。

 

また・・・・・

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同じく、オープンニングで、みんなが車の屋根に上ってダンスしているという

とっても活力のある印象的なシーンなのですが(私の大好きな場面!)、

このダンサーたちが、誰一人として重なっていないんですって!

 

手前のダンサーがかぶらないのは普通に考えられることですが、

奥の方のダンサーも、かぶらない。

これ、カメラがあと10センチずれていたら、かぶるんですよね。

 

写真を撮るときも、絶妙な場所が必ずあるはずなので、

そこを探して、自分が左右に移動する。

 

そして、色の配置も。

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これは、ミアがパーティに誘われているけれども

あんまり乗り気ではないミア。

そんな場面。

(確か、このあと4人が踊りだすんだったと思う)

 

ミアの乗り気ではない心模様を表現していて、

もしこれが明るい色だったら、ちょっとちぐはぐだったんでしょうね。

 

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あと、右側のほうが壁の面積が、だいぶ広く撮られているおかげで、

黄色いドレスを着た女性が活きてくる。

 

言われてみれば、「そうだ!」って思いました。

 

そういうふうに構図を意識しながら、

芸術・マンガ・映画に触れると、

いままで、ただ、ぼーーーーーーっと見ていただけのものが、

より深い視点で楽しめそうです♪

 

経験の蓄積で、センスは磨かれる

 

その言葉に勇気をもらいました。

 

次は・・・・・クイズです!!!

 

こちらの上下の写真。

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ちょっと写真が小さくてごめんなさい。

 

「短パン社長×富士山」のお写真ですが、

上の写真がすぎちゃん的にOK。

下の写真は、とあることがポイントでNGなのです。

 

それは・・・・

 

短パン社長の頭上に電柱が来てしまっていること。

 

こういう構図は、いわゆる”串刺し構図”と呼ばれるもので、

良くないんですね。

 

知らないと、ついついNGな写真をアップしてそうです・・。

 

他にも、クイズはいくつかあったのですが、

なかでも、私が一番「覚えておかなくては!」って思ったものを

ご紹介させていただきました♪

 

せっかく教わったこと。

 

さっそく、翌日から写真を撮るときに

あれこれ工夫をしています。

 

なかな難しいけれど、どんどん撮影することが

上達への近道かなーー、なんて。

 

さて。

 

明日からも、ちょっと意識して、写真を撮ってみます!

 

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