「世間の目を気にしすぎないように」という教え

最近、母に言われたことをよく思い出します。

年のせいかな〜(笑)。

でも、そのくらい親の影響をたくさん受けている、ってことなのかもしれません。

 

母に言われていたことのひとつに、

 

「世間の目を気にしながら、人生の大切なことを決めないように」

 

という教えがありました。

 

人目を気にしながら、自分のことを決めても、

その人は、すみちゃんの人生の責任を取るわけやないんよ

 

と。

 

どうしても人目を気にしがちな思春期のころ、

私の支えになった母の言葉です。

 

人生の大事な局面で、人の目を気にして悩んだり、

周りからの心ない言葉に惑わされたり・・・・・。

そんなことってありませんか?

 

 

一口に「世間の目が気になる」と言っても、

いろんな場合があると思います。

 

「ほんとうは●●にチャレンジしてみたいけど、みんなに笑われるかな・・・」

 

という臆病な気持ちも一緒にかかえちゃってたり。あるいは、

 

「外資系の金融関連の会社に行って、アイツらを見返してやる!!」

 

みたいな、ちょっと”根っこが暗−−−−っっ!”という場合もあるかと思います。

 

いずれにしても、自分の人生のことを決めるときに、

他人の存在を強く意識してしまうんですよね。

 

私が高校時代、学校の環境にうまくなじむことができなかったのですが、

 

「いつでも学校をやめていいんやけんね。

大検に受かれば、大学には行けるけん」

 

と、言って励ましてくれていました。

 

その言葉あったおかげで、いつでも学校をやめられる!って思うと

すっご精神的に自由になって、かえって学校をやめずに済んだんです。

 

「高校を中退するなんて、とんでもない!」

 

と、生真面目に考えてしまっていた私に対して、

 

「世間体は気にしなくていい。高校はいつやめても良い」

 

という、母の大胆すぎる提案にはびっくりさせられました(笑)。

 

世間には、好き勝手に色んなことを言ってくる人って、いますよね。

でも、その人たちの言うことを全部聞いていたら、

なかなか自分の人生を前に進めることができませんし、

いざというとき、その人たちは全く責任をとってくれません。

 

 

前々職の宝飾メーカーを退職するときも、

 

「そんなにずるずるその会社にいて、どうするの?」

「早く、やめなよ」

 

って、けっこう言われました。

 

でも、私にとっては大好きな会社で、且つ、私を育ててくれた大切な会社。

退職するなら、丁寧にやめていきたかった。

それが私の価値観でした。

 

周りから見たら、

 

「あいつ、やめる、やめる、って言って、なかなか会社をやめないよな」

「決断力のない奴だな」

 

って感じだったと思うのですが、

私は、私の価値観に従って、やめるタイミングを計りたかったんです。

 

だから、半年くらいかけて会社とゆっくり相談しながら、

会社にとってもタイミングの良い日に退職日を設定してからやめました。

 

結果、それで良かったです。

 

ほんと、母の教えのとおりだなぁ〜って思いました。

 

もちろん、愛のある人たちの、まっとうな意見は耳をかたむけたほうが良いですよ!

でも、そうでない人たちが言っている言葉は、馬耳東風!!!

気にしないほうが良いですよね〜〜。

 

なんていうお話でしたっ!

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