2017.10.02 Monday
【ベトナム・ハノイ市】ザーチュエン
朝起きてシャワーを浴びると、手足の先がじんわりあったかくなるし、
玄関の扉を開けると、たくさんの落ち葉があるし、
秋が深まっていくのを感じる今日この頃ですー。
もともと、暑いのが苦手な体質なので、
御殿場に戻ってきて、体がちょっとホッとしています。
さて。
ベトナムの国民食と言っても過言ではないフォー。
複数のガイドブックを綿密にチェックした結果、
どのガイドブックにも掲載されていたのが、ザーチュエンでした。
牛肉フォーの専門店です。
日本人にはチキンのフォー(フォー・ガー)が人気ですが、
ハノイっ子にとっては、牛肉のフォー(フォー・ボー)のほうが主流。
・・・・というのも、フォーはもともと、牛肉を食すための麺だったそうです。
そんなわけで、牛肉のフォーを専門とするザーチュエンへ行ってみることにしました。
さすがの行列。
あらかじめガイドブックに行列のことが書いてあったおかげで、
行列を見ると、「あぁ、あれ!あれ!」と、逆に嬉しくなっちゃいました。
朝ごはんなので回転は速くて、行列はぐんぐん進んでいきます。
10分もせずに、お店に入れました。
前述したとおり、ザーチュエンで提供しているフォーは、
フォー・ボー(牛肉のフォー)のみ。
半生の牛肉もチョイス可能でしたが、
「CHIN」と呼ばれる、煮込まれた牛肉を選びました。
味は、文句なしのおいしさ。
途中からライムをしぼったり、唐辛子を入れてみたり。
味にバリエーションを加えます。
このおいしさだったら行列ができるのも納得!
それにしても、次から次へとお客さんが入ってきます。
お店の人がどんなふうにお店を回しているのかをしばし観察してみると、
調理チームの3人の、絶妙なチームワークが見えてきました。
女性が牛肉をカットする担当で・・・・
その左側では・・・・・
若い男性が麺を器に盛っていました。
そこに・・・・・
スープを入れる担当の方が、頃合いをみはからって、
スープと牛肉を器に盛ってきます。
手際よく、次から次へとフォー・ボーを完成させていました。
こちらのチャイニーズクロワッサンもおススメ。
冷静に考えると、”チャイニーズクロワッサン”ってすごいネーミングで、
”チャイニーズ”も、”クロワッサン”も、かつてベトナムを支配していた国由来ですね・・・。
中国&フランスという、世界きってのグルメ国から食文化の影響を受けているせいか、
ハノイでは何を頂いてもおいしいんです。
グルメ記事、もうちょっとだけお付き合いください♪