2017.10.07 Saturday
【ベトナム・ハノイ】クァン・コム・フォー
海外旅行あるあるなのですが、
高級なレストランより、地元の人たちがたくさん集っている食堂のほうが
おいしいものにありつけたりします。
高級レストランは、それこそ東京のほうが充実していますから、
旅のあいだは、ローカルフードを提供してくれる食堂のほうに目が行きます。
地元の人からも、地元に駐在する日本人からも、
「おいしい」と呼び声の高いクァン・コム・フォーへ行ってきました。
クァン・コム・フォーの入り口
どのガイドブックを読んでも、
必ずこのお店は掲載されていたのも、気になった理由かな(笑)。
一番の特徴は、メニューの種類が豊富なこと。
「ないものがない!」というのをモット―にされているという言葉どおり、
かなり分厚いメニューBookがありました。
”分厚い”といっても、全てのメニューが写真入りなので、
ベトナム語や英語がわからなくても、食べたいものがすぐに見つかります。
こちら(↑)の春巻きは、”記憶に残る味”。
中にタルタルソースのような具で、
ベトナム滞在中に食べたお料理のなかで、
最もおいしかった一皿でした。
写真につられて、日本で食べる豚の角煮が恋しくなって
つい、頼んでしまった一品。
しっかりと煮込まれていて、トンポーロウのような食感でしたよ。
”ごはんがすすむように”とメニュー設定されているだけあって、
白ご飯は土鍋で出てきました。
上にのっかっている平たい板のようなものは、
しゃもじの変化形かと思って、
「へぇ〜、2人分のしゃもじが出て来たね!」
と、すくっていたら・・・・・
使い方を間違っていました(笑)。
この2本で、お箸のようにしてごはんをすくって
各々のお茶碗にご飯をよそおうのでした。
最後にオーダーしたフォー・ガー(鶏肉のフォー)。
むね肉なのに、とてもしっとりしていたなー。
スープにしっかりと素材の味が移っていて、
滞在中に頂いたフォーのなかで、最もお気に入りのフォーとなりました。
ハノイっ子にとっての「フォー」は、牛肉を食すための麺ですが、
日本人の私は、やっぱり「鶏肉のフォーが好きっ♡」って思っちゃいましたよ。
今度は、クァン・コム・フォーのお向かいさんにあった、
鶏肉のフォーの専門店「マイアン」にも立ち寄ってみたいと思いました。