2017.11.20 Monday
陰影を礼賛する
くぅ〜〜、今日も寒かったですねー。
あったかくして過ごされましたかー?
今日もお休みDAYでしたので、私服で思いっきりあったかく着込みました。
110デニールに黒タイツに、ヒートテック付きの巻きスカートに、
ダウンジャケットに、カシミヤの二ッとに、カシミヤのストール。
もーーー、ぬくぬくアイテムしか身に着けておりません!(笑)。
(ベル(あ、柴犬です)と一緒に行ったお散歩先で見かけたイチョウの木の紅葉)
基本的には、こういう明るい色が好きです。
イエローやオレンジ。赤やマゼンタ色(ちょっと青みがかったピンク色)も好きです。
でも・・・・・・
たまには、こういう光と影の世界も良いよね。
谷崎ばりに、陰影を礼賛してみませう、って気分になりますよね。
御殿場のとある場所にて、諸般の事情により、
蛍光灯の灯りを消して、自然光のなかだけで食事をとる機会がありました。
最初は、「暗いよーーーーーー!」「怖いしーーーー!!!」と、思いました。
でも、静けさのなかで、ひとり。和食を咀嚼しておりますと、
だんだん、、、、、なんていうか、
「あれ?昔のひとも、こうやって自然光だけの世界で食事をしていたのかな?」
なんてことを、ふと感じました。
中学生の頃は『陰影礼賛』を読んでも、特になにも思いませんでしたが、
今、この年齢になると谷崎が礼賛したかった陰影って、こういうことなのかな〜?って
思いを馳せてみました。
あ、でも”陰影礼賛”は、こういう(↑↑↑)ことではないんだよね(笑)。これは、ただのモノクロームだからね、うんうん(独り言)
電灯がなかったなかで、自然の光の中で浮かび上がってくるモノと影・・・・
障子からじんわりと入ってくるやわらかい陽光・・・
私たちの身近なところで、”礼賛”されるべき”陰影”がたくさんありそうです♪