『100万回の言い訳』(唯川 恵)

 

新年の一冊目(・・・って読み始めは去年からだけど)は『100万回の言い訳』(唯川 恵)でした。

 

士郎と結子の夫婦の住まいとなるマンションで火災があり、商家のために部屋中が水浸しになる、ってところから話が始まります。夫婦以外に、志木子、陸人、許子、伊島とのかかわりの中で、夫婦とは何か?を問う作品。

 

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途中、佐久が志木子にかける長台詞があるのですが、本筋とは関連が薄い場面ながらも、心がじんわり。印象に残った場面でした。

 

長編小説って作品と長い時間を共にするため、「自分の時間をこの作品に捧げて良いのか?」と慎重に作品選びをしますが、唯川作品は深くおもしろく、相性が良いみたいで良かったぁ。

 

このあとも2作品ほど読んでみます。

 

 

 

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