感覚が研ぎ澄まされていた頃

今日、寒くないですか!?

私だけ・・・・???

 

・・・・・と思ったら、全国的に寒いみたいですね。

 

今日のお昼頃に、ふと思ったのですが、

 

「ちょっと風邪を引いとる!」

 

・・・・・ってことで、風邪薬を服用して、

おとなしく過ごした休日でした。

 

昔、山田詠美のエッセイを読んでいるときに、

 

「うわべだけ上品ぶっている人と、本当に上品な人は違う」という趣旨のことが書かれていました。

 

予備校に通っていたころ、同じクラスに、

パチンコはするし、タバコは吸うし、高校生なのにプワゾン(Diorの香水)が似合ってたし、

・・・・っていう女の子がいたのですが、

私自身、パチンコにもタバコにも全く興味がなかったのに、

その子が身にまとう独特な空気感に興味がわきました。

 

タバコを吸う姿がサマになるなんて、

マレーネ・ディートリッヒくらいだと思っていたけど

 

「あ、ここにもいた!」

 

って感じ(笑)

 

そのあと、ちょっとしゃべってみたら好きな作家が同じだったのですっごく仲良くなって

いまだに連絡取り合っている仲です。

 

大人になった今よりも、子供の頃の方が

 

「あ、このおばさん、キレイな格好して、言葉遣いも丁寧だけど、なんだか品がないな・・・・・」

 

とかっていう、「この人、なんだかヤバイな・・・」っていう嗅覚が鋭かったような気がします。

 

本当に上品な人は、どんなに酔いどれたりしていてもそこはかとなく品の良さが立ち昇るんですよねぇ

色気と一緒でしょうかねぇ・・・・、って何を言っとるんだっ!(笑)

 

でも、表面的なものに惑わされずに生きていけると良いなぁと思います。

私は、少なくとも、そういう人をかぎ分けられる嗅覚は失いたくないなぁ。

・・・・・って書きつつも実は風邪をひいておりまして、

嗅覚が全然ダメな夜にこんな記事を書いているのでした。

 

 

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