御殿場のどんど焼き(=さいと焼き)

御殿場の皆さま、今日はさいと焼きでしたね。地区によっては夕方に点火されるところもあるとのこと。事務所(仲町)の近くは日中のうちにお焚き上げが終わりましたので、一足先にお写真にてその様子をお届けいたしますね。

 

実は、生まれ育った家の周りには田んぼがなかったため(福岡)、神社で行われるどんど焼きしか見たことがありませんでした。田んぼの中で行われるどんど焼きを見るのは今日が初めて。事務所でおとなしく待っていられず、朝から様子を見に出かけてしまいました(笑)。

 

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《朝から、こんなに準備が進んでいました!》

 

すでに準備は始まっていました。神社で小規模に焚き上げられるどんど焼きと違って、田んぼでのどんど焼きはダイナミック!こんなふうに、円錐形に2メートル近く積み上げられていました。

 

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てっぺんには達磨が鎮座しています。支柱のトップに、達磨!遠くから見て「赤い風船かなあ?」って話していたのですが、風船なわけないですよね。点火されたらすぐに割れるし、風船は(笑)。

 

点火タイムは14時と教えてもらったので、一旦、事務所に戻って仕事を粛々と行います。昼食を食べてから13時50分に再びどんど焼きの現場へ行ってみます。

 

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《そうしたら、縄が張られていた。ちょっと見えにくいけど。》

 

13時50分。まだ誰も来ていなかったけれど、管理者の方々が更なる準備を進めておられました。風の向きを見て、写真左側に横に配置されていた笹の葉を、風上へせっせと運んでおられました。

 

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14時すぎ。のんびりとした雰囲気のなかで、点火が行われました。最初はこんなふうに部分的に焚かれていたけれど・・・・

 

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あっというまに火柱が立ち、強風にあおられて、15分くらい経つと、もう円錐の大部分が燃え落ちていましたよ。火の回りがとっても速くてびっくりしました〜。予想通り、神社でのどんど焼きと違って、迫力がありました。

 

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達磨(だるま)を支えている支柱は、ご覧の通り火に強い!どんど焼きを眺めていたどなたかが「あの達磨は、どう燃えるわけ?」ってつぶやいてました(笑)。たしかに〜。気になるところですw

 

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お焚き上げが終息に向かうところで、笹の葉をくべていた管理者の方々。「これも一緒に燃やさないと終わらないんだよ〜」とおっしゃっていました。

 

こうやって、小正月の1月15日前後の土日に行われたどんど焼き(御殿場では”さいと焼き”って呼んでいるようですね)。私は、仕事が控えていたので、お焚き上げの終盤はおいとましましたが、ご近所さんたちは、先端部分にアルミホイルで包んだスイーツ(お団子orマシュマロorみかん)をくっつけた竹竿を持って集まっていました。

 

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お焚き上げを遠くから見た図。

 

火の中へ竹竿をかざし、団子やマシュマロやみかん等を焼いて長寿不老を祈願するのです。ちょうど時間帯的に、寒行の太鼓の音も風にのって聞こえてくる中、こうやって土着な雰囲気のなかで行われる火祭りは良いもんだなぁ、としみじみと感じ入りました。

 

最後に、ヤマトヤ東田中店(メガネやコンタクト、補聴器を取り扱っております)の高橋(誠)が、どんど焼きに際しまして、こんなお役立ち情報をTweet(ツイート)をアップしておりました。↓↓↓

 

 

高橋のFacebookには、さらなる詳細が描かれておりまして、

 

・熱でレンズ表面のコーティングがダメになって曇りガラスのようになること(それを「クラック」と呼ぶこと)

・ほんの一瞬の熱波でもダメになってしまう恐れのあること

 

とのこと。どうか、どんど焼き(さいと焼き)に参加される方は、火に近づきすぎないようにお気を付けくださいね。

 

以上、2018年のどんど焼きの様子でした!

 

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