東京みやげ「Le Pommier(ル・ポミエ)」のお菓子

贈り物上手な人は、気配り上手な方が多いですねぇ。「あの人、これを贈ったら喜ぶだろうな」が、いつも的確なんです。そのぶん、いつだって相手のことを考えているんだろうな。

 

いつも、おいしいものをくれる親戚マダム。今回は、お出かけ先で見つけた洋菓子を頂きましたっっ!東京・麻布十番にある「ル・ポミエ」の洋菓子。

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レモンをかたどったクッキー。イエローのグレーズとクッキーのしっとりした食感がマッチしていて、とっても好みのクッキーでした。

 

あと、もうひとつおもしろいスイーツを。

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ミニマルのチョコレート。Minimalという名前からして、無駄なものがぜんぶそぎ落とされていそうなチョコレートだなあ〜って思いました。

 

で、おもしろいのが・・・・

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こうやって、板チョコの食べ方を指南していること(笑)。”舌触りの違いを楽しむ”というのは、チョコレートを食べるときにやることだっていう発想がなかっなた〜(笑)。とってもユニークなチョコレートだなーって思いました。カカオが持つフルーティーな味を引き出すべく、チョコレートの製造をシンプルにしたMinimal。他にはない味で、深煎りしたコーヒーに合うチョコレートでした。

 

ミニマルのかっこいいオフィシャルサイトはこちら。ブランドストーリーの「チョコレートはフルーツだった」が印象的です♪

https://mini-mal.tokyo/

 

 

御殿場の高尾祭(高尾山の祭典)に行ってみました

神社の境内のそばに大きく燃えさかる焚火の炎。ずらりと鎮座している巫女さんたち。忙しそうに立ち働く袴姿の男性たち。所狭しと屋台が連なり、そこに飾られているお面や熊手、微笑む七福神たち。射的があり、わたがしがあり、チョコバナナがあり・・・。セイロからもくもくと立ち上る湯気の周りには、人々が吸い寄せられるように集い・・・・・。

 

およそ400年前に創建された、御殿場の高尾山穂見神社。昨日、ここで商売繁盛と家内安全を祈願するお祭「高尾祭」が行われました〜!

 

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(今朝の富士山)

 

昨日は高尾祭でしたね。皆さまは行かれましたか?私は、主人と20時くらいに行きましたが、ちょうど花火もあって人でもピークでした。

 

家が近いので、一旦、家に帰って、軽めに小皿料理を。(義母が「食べてく〜?」って作ってくれた豚キムチ♡)

キムチとか食べれるわけないのに、ベルは「ちょうだい」アピールです。しばらくのあいだ、私の太ももにアゴを乗せてきましたが、ベルなりに「この人は食べ物をくれないんだな」って察すると、次の人のところへ行きます(笑)。そんなベルをぬくぬくのおうちに残して、私たちは極寒で震え上がりそうな中、高尾祭へ向かいました。

 

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11月の最終土曜日に行われる深夜祭。御殿場、小山町、そして裾野や沼津でも「高尾山の祭典」として、一斉に夜祭が行われるようです。

 

お祭の楽しみと言えば、屋台!今回、不思議と長蛇の行列ができているじゃがバター屋さんがありました。

他にも、じゃがバター屋さんはあったけど、なぜかここが大人気!セイロ5段くらいにじゃがいもをいっぱい入れて蒸し、そのあとジャガイモの下半分だけ揚げてました。

 

それが味噌なんだなーって思います。揚げてるとこの皮がカリッとしていて、とってもおいしかった〜!まぁ、屋台フードなんで、かなり味は濃いめ。お腹にもたまる味でしたが、びっくりサイズのじゃがいもを寒空の下、ホクホクはふはふと食べられて幸せでした。

 

じゃがバターを食べたあとは・・・・・・

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菓子司の太田屋さんとこで、フォンダンショコラ。タコ焼きの形をしていて、めっちゃかわいいです。じゃがバターでだいぶお腹がふくれていたので、スイーツはほんの少しだけをつまみたかったので、この一口サイズは助かりました〜!あ、アオジ(=主人)はなめこ雑炊を食べてたけどね!私も一口もらいましたが、お出汁が優しいお味で、これまた寒空の下頂くにはぴったりの一品です。

 

お祭では、「あっ!」っていう久しぶりな人にも会えて嬉しかったなぁ♪

 

御殿場の自然

御殿場へお嫁に来るとき、私の周りの友人たちから

 

「すみかちゃん、田舎暮らしだけど大丈夫?」

 

と声をかけられました。

 

生まれ育ったのは福岡(北九州市)だし、そのあとはずっと京都市内や東京都内で暮らしてきました。田舎で暮らしたことのない私を心配してくれたのか、「やっていけるの?」と。

 

当時から今に至るまで、御殿場で暮らすことに違和感や不安を感じたことはなく、御殿場で暮らすことがとっても自然ななりゆきに感じています。



(今朝、ベルとお散歩したときの風景)

 

その理由の一つに、御殿場の気候と肌が合う、というラッキーな事実があると思うんです。

 

御殿場は標高が高く(400m〜何千メートルまで)、夏が涼しい。冬には私の大好きな雪が降ります。そして、霧が発生することも!

 

雪が嫌いで、霧も苦手という方もいらっしゃるでしょうが、私の場合はたまたま雪も霧も好き。それが幸いしました。



(今朝のベルとのお散歩のときの風景その2)

 

それから、東京から近いところに位置するのも暮らしていく上で安心材料のひとつでした。御殿場から東京までは小田急ロマンスカー or 高速バスで1時間半〜2時間。

 

美術館、演劇鑑賞、グルメを楽しむためになど、もし都会の空気を吸いたくなれば、わりとすぐに東京に出られちゃう距離なのです。

 

この近さがゆえに、御殿場の方々も「生涯をとおして東京に一度も行ったことがない」という方はおそらくいなくて、御殿場は田舎なんだけどどことなく東京の風が吹いているような気がするのです。


(今朝のベルとのお散歩のときの風景その3)

 

あとは、やっぱり御殿場の方々の人柄にも助けられています。

 

出張族だった20代のころ、47都道府県のうち45都道府県に繰り返し出張していました。そんな生活の中で、御殿場駅を降り立った時の雰囲気が「いいな」って感じたんです。


(今朝のベルとのお散歩のときの風景その4)

 

全国的に見ると、治安が非常に悪くて駅前に不穏な空気が漂う街もあれば、明るくて雰囲気の良い街もあるわけですが、御殿場駅に初めて御殿場駅に降り立ったときの印象は、

 

「品の良い雰囲気」

 

でした。



(今朝のベルとのお散歩のときの風景その5)

 

今、御殿場に住むようになって2年ほど経ちますが、その印象は変わらず。のんびりと穏やかな方が多いなぁ、という印象です。

 


(今朝のベルとのお散歩のときの風景その6)

 

あとは、都会では誰も助けてくれなさそうな場面でも、みんなで力を合わせて乗り切るところもすごい!ご近所さんと力を合わせるし、人との助け合いが多く、「自分たちの地域は自分たちで守るぞ!」という自治意識が高いのも都市部にはない魅力です。

 

例えば・・・・・・

 

●何か困ったことが起きたとき

⇒然るべき人に翌日にはリーチできるので、不安にさいなまれる時間が短くてすむ。生命保険も、庭の選定も、家のガスのことも、全て周りの方からのつながりで、相談をさせていただきました。周りの人に相談すれば、「あ、それなら〇〇さんを紹介してあげるよ」ってすぐに動いてくれます。

 

●困っている人を助ける

⇒スーパーの駐車場で車のバッテリーがあがったら、バッテリーを分けてあげるし、軽トラが動かなくなっても、その場にいる全員で協力して、なんとかして乗り越える!

 

●夏になると野菜をくれる(笑)。

どの職場でも、夏になると家で採れた野菜がいっぱい飛び交うみたいですね。主に、キュウリ、ナス、トマトとか。これは、ほんとうにびっくりしました!

 

これからもずっと住む御殿場。自然や人との関わりのなかで、自分の心を豊かにしてもらっていて、つくづくありがたいなぁ、と感じながら暮らしています。

明日の御殿場はどんな顔?

SNSやブログに載せる写真は、それを目にする方に少しでもほっとしていただけたら・・・という思いから、なるべくキレイな写真を撮ろうと心がけています。



春の桜と富士山を、そして・・・


秋は色鮮やかな紅葉をお届けしたくなります。


米どころ御殿場となると、稲刈り後にはこんな風景が出現。まるで西洋絵画のようです!

 

いつもいつも、こんなに美しい景色ばかりではないんですよね。どう頑張っても、カラフルになりようがないお天気の日もあるんです。例えば・・・・・


こんなです(笑)。

ユトリロや佐伯祐三もびっくりするくらい陰鬱な色合いです(笑)。寒くて、暗くて、なんなら雨も降ってきちゃって、不安しか増してこないという光景。

いつもはキレイな景色を見せてくれる御殿場も、お天気によってはこんな日もあります。

 

さて、明日の御殿場。どんな顔を見せてくれるんでしょう?

”賢いウソつき”よりも”正直者” By 『最強の働き方』

本好きですが、ビジネス書は年に4〜5冊読めば多いほうです。

だから、堂々とレビューできないのですが、今日は・・・・・

 

皆さま、ビジネス書ってお読みになりますか?そのときどきの時代性が色濃く出るビジネス書。

一部、古典化したビジネス書は別として、ほとんどのビジネス書が、3年後には古い内容になっていることが多いですもんね。

 

でも・・・・。

 

この本だけは、書き記しておきたい!って思いました。著者の方のお人柄がうかがえて、読後感がハートフルだったんです。

ムーギー・キムさんの『最強の働き方』。もう何週間ものあいだベストセラー入りをしている本なので、「知ってるよ〜」「読んだよ〜」って方も多いかもしれません。

 

慶応大学SFC出身のムーギー・キムさん。何か国語も操りながら、外資系企業を渡り歩いてキャリアを積まれた方です。

 

・・・・・・っていう、経歴から予想するよりも、はるかにあたたかみのある内容のビジネス書でした。

 

そのなかでも、最も大いに賛同したのが、P241の、「賢い嘘つきよりも、バカ正直が出世する」という項目!

 

悪い情報ほど先出せよ、っていうことです。

状況悪化や悪い情報ほど、包み隠さずに、言い訳せずに、すぐに皆にシェア。これが一番です。

 

ムーギー・キムさんの一文を引用すると・・・・・

 

人は「だまされた」「まだ何か情報を隠している」と感じるときと、「この人は失敗したが、正直に開示した」と思うときでは、対応の仕方が180度違うものである。

 

確かに〜、て感じです。芸能人の記者会見なんか、まさにそのとおり。

 

お仕事は人間のやることだから(最近はAIもやるけど)、失敗は付きもの。

 

でも、失敗した時にどういう言動をとるのか、そのときこそ、人の真価が問われますよね。

あちこちの部署に根回し的に言い訳めいた情報操作にエネルギーと時間を使うよりも、

瞬時に全ての情報をみんなに開示して、みんなで問題解決のために動き始める方が、

ビジネスの回り方としてはよっぽど良いと思う。

 

何かあったときに言い訳する人って、「やり方が汚いな」というように、周りからまるで信頼されていませんが、

きっぱりと「ごめんなさい」と謝りの言葉だけを述べる人は、潔いな、って周りの人の心に清々しさを与えます。

 

うまく立ち回れていると思っているのは本人だけ。

いくつになっても、きっぱりと謝れる人のままでいたいなぁ。

 

陰影を礼賛する

くぅ〜〜、今日も寒かったですねー。

あったかくして過ごされましたかー?

 

今日もお休みDAYでしたので、私服で思いっきりあったかく着込みました。

110デニールに黒タイツに、ヒートテック付きの巻きスカートに、

ダウンジャケットに、カシミヤの二ッとに、カシミヤのストール。

 

もーーー、ぬくぬくアイテムしか身に着けておりません!(笑)。



(ベル(あ、柴犬です)と一緒に行ったお散歩先で見かけたイチョウの木の紅葉)

 

基本的には、こういう明るい色が好きです。

イエローやオレンジ。赤やマゼンタ色(ちょっと青みがかったピンク色)も好きです。

 

でも・・・・・・

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たまには、こういう光と影の世界も良いよね。

谷崎ばりに、陰影を礼賛してみませう、って気分になりますよね。

 

御殿場のとある場所にて、諸般の事情により、

蛍光灯の灯りを消して、自然光のなかだけで食事をとる機会がありました。

 

最初は、「暗いよーーーーーー!」「怖いしーーーー!!!」と、思いました。

でも、静けさのなかで、ひとり。和食を咀嚼しておりますと、

だんだん、、、、、なんていうか、

 

「あれ?昔のひとも、こうやって自然光だけの世界で食事をしていたのかな?」

 

なんてことを、ふと感じました。

 

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中学生の頃は『陰影礼賛』を読んでも、特になにも思いませんでしたが、

今、この年齢になると谷崎が礼賛したかった陰影って、こういうことなのかな〜?って

思いを馳せてみました。

 

あ、でも”陰影礼賛”は、こういう(↑↑↑)ことではないんだよね(笑)。これは、ただのモノクロームだからね、うんうん(独り言)

 

電灯がなかったなかで、自然の光の中で浮かび上がってくるモノと影・・・・

障子からじんわりと入ってくるやわらかい陽光・・・

私たちの身近なところで、”礼賛”されるべき”陰影”がたくさんありそうです♪

 

御殿場、唐突に冬がやって来ました

うぅー、寒い!
部屋の扉をあけて廊下に出るのがおっくうになるほど。

全国的に寒さが強まりましたね。
明日はもっと寒くなるようなので、どうかあったかくしてお休みになってくださいね。

 

それにしても、急に冬がグイッと目の前にやって来ましたね。


敷地内の山茶花(サザンカ)。見た目が椿(ツバキ)とよく似ていますが、山茶花のほうが咲くタイミングが早いみたいです。

あとは、花の落ち方かな。

花びらがはらはらと落ちるほうが山茶花。
お花が丸ごと落ちるほうが椿です。

北海道では雪が降りました。富士山の写真撮影好きな友人は「フル冠雪だ」とシャッターを押していました。

冬将軍が本格的に大暴れする季節ですね。

【御殿場市】トラットリア・ラ・ミックリーナでボジョレーを楽しみました

週末、いかがお過ごしですか?私は週末二日間とも仕事でしたよ。でも、ボジョレー・ヌーヴォーを楽しむ時間を確保できてホッとしました〜!「絶品なワイン」というイメージはあんまりなかったのに、今年は絶品なボジョレーに巡り合えて良かったです。

 

場所は、御殿場のイタリアンレストランの「ラ・トラットリア・ミックリーナ。なめらかでビロードのような味わいのボジョレーでした。ボジョレーのイメージが変わった日でもありました。

 

頂いたボジョレーの種類は、ラバスタン、パトリアッシュ、フィリップ・パカレの3種類。ひとくちに「ボジョレー」って言っても色々あるんだと、今さらながら勉強になりましたよ。

 

一緒に楽しんだメンバーは、親戚のおじさん夫妻と主人。イタリアンと合わせて楽しい時間となりました!

 

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《地野菜のバーニャカウダ》

 

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「バーニャカウダ」というイタリア語どおり、熱いバーニャカウダソースと、色どり豊かなお野菜を頂きました。たとえば、表面はパープルで、内側は黄色のお野菜。イタリアンの野菜料理はカラフルで見た目にも麗しいので、楽しみにしているお料理のひとつです。

 

次は、ワイン好きには欠かせない一品(笑)。

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《パリパリフォカッチャ ゴルゴンゾーラ風味》

 

フォカッチャというと、ローズマリーがトッピングされている厚みのあるパンを想像される方も多いかと思いますが、

こんなふうに完全おつまみ(笑)なフォカッチャもあるんですよね。

 

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《鯵(あじ)のカルパッチョ 蒸し野菜添え》

 

とにかくお野菜が食べたくってオーダーしました。

 

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《スモークサーモンとリンゴのタルタル》

 

あ、これはおじさんたちが召し上がっていたお料理(笑)。私もつい先日食べたことあるのだけれど、サーモンの燻製っぷりがワインをすすませるのですよねぇ。

 

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《スップリのリゾットコロッケ》

 

見た目にもかわいくて、両隣から「こちらにも、あのお料理を!」って声があがりました(笑)。中身は・・・・・

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モッツァレラチーズとミートソースのハーモニーです。すごーーくおいしいので、ハーモニーを味覚でとらえる間もなく、

ぱくぱく、ぱくぱく食べちゃう衝動にかられますので、要注意です(笑)。

 

〆はパスタを2種類いただきました。

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《ケンタトマトと冬ネギ 生ハムのスパゲッティーニ》と・・・・・

 

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《ラグー煮込みソースのパスタ》です。

 

ポーションがちょうど良くて、ここにご紹介したお料理以外にも、あれこれとたくさんいただきました〜!(どんだけ食べるの!?って感じ)。木佐貫シェフ、ごちそうさまでした!

 

 

TRATTORIA LA MICHELINA(トラットリア・ラ・ミックリーナ)

住所:御殿場市東田中2−14−25

電話:0550‐70‐1720

 

会社の看板犬、ベル部長(柴犬)

今、太陽が落ちてきたところですが、急に寒くなってませんか?もう、冬ですねぇ・・・。

ありがたいことに、本業でも、本業以外でも充実した日々を過ごすことができています。

ぜんぶ、周りの方のおかげだなぁ〜って思うこと然り。


ベル部長は、食べものをもらうときだけ、こんなふうに目が丸くなります(笑)。



主人が腕時計を操作していたら、それをおやつだと勘違いして、あごを人間の太ものの上にのせますよね。



食べ物があるときの表情その1.


食べ物があるときの表情その2.

 

・・・・・です(笑)。

 

挙句の果てには、テーブルに置かれた食べ物を嗅ぎつけて・・・・・・



身をかがめてからジャンプするところ(耳だけ見えています)


身をかがめてからジャンプするところ・その2(顔が見えています)


ジャンプが終わって、食べ物を視野におさめたところ。

とっちゃうんだからねっ!!!

エイ!!!

 

・・・・・と、食べ物を捕獲する直前でございます。

 

はぁーーーーー(笑)。

 

この写真、全て昨日のものでございます。今日は、そんなことをする余裕が本当になくて、ずーーーーーーーーっと仕事にかかりっきりでした。

 

ベル部長は・・・・・・・・

 

犬柄の毛布をかぶって、寝てました!

 

イチョウの木、名のわからぬ花

ふーーーーーー、今日は色んな方と連絡を取ったり、会ったり、予定を調整したり、決断を迫られたり。めずらしく、頭を使いました(笑)。



(※ベル部長は少しお太りになられたため、相対的に脚がみじかくなったような気がいたします)

そんな一日のうちでも、ベル部長(柴犬です)とのお散歩タイムがのんびりできる時間。



今日は、ものすごーーーーくハードワークな方々にお会いしました。「一体、いつ寝ているんだろう?」と。初対面ながら、まずはそのことが頭をよぎったくらいです。


(※それに反して、ベル部長はいつでも眠ってますよね・・・笑)

この人たちの前で、「忙しい」「時間がない」と簡単に言ってはいけないなぁ、と思いました。


ベル部長とのお散歩途中に出会った小さなお花。黄色いお花で、おしべの並び具合がとてもキレイ。なんていう名前のお花かわからないけど、蕾がたくさんついていたので、今は咲き始めの時期なんですね。イチョウの落ち葉や、黄色いお花や、なんだか今日のお散歩タイムは黄色めいておりました!

さぁ、明日は8時にアポ。一人なので、やや不安ですが、笑顔でがんばりたいと思います。


皆様にとっても、明日が良い一日でありますように^ ^
 

ベトナムからの美しいおみやげ

午後から雨がザーザー降ってきた御殿場です。

ベル(柴犬)のお散歩を急いですませてきました。

 

海外から義両親が帰ってきました。

今回は、海外でトレッキングをするとのことで、安全面でかなり心配だったのですが、

無事に帰国しました〜。

 

そして、いつも私たち夫婦に大量にお土産を買ってきてくれます。

いろんな種類、重いモノ、軽いモノ、関係なく、

おもしろかったり、美味しそうだったりすると、何でも買ってきてくれるんです。

 

ほんとうに、いつもありがとう〜〜!!!

(って、このブログは読んでいないんだった(笑))

 

今回も、めっちゃかわいい雑貨や器、おつまみ、缶ビールなどを買ってきてくれましたー!

なかでもこの器は素敵!ほんのりハート型になっていますねぇー。



ん・・・・・・???

 



あれーーーーーー!?これ、ヤシの実(もしくはココナッツ)の皮でできています。

とっても軽くて使いやすそう♡


ベトナムの缶ビール。ハノイ(左)と、バーバーバー(右)です。

ベトナム語で「3」の数字は「バー」というので、333=バーバーバーです。


板チョコレート。

ホアンキエム湖に浮かんでいる建物や、ハロン湾、ハスの花、水上人形劇場・・・・etc.

チョコレートの包み紙のお写真たちは、ハノイの観光スポット!

「私は、チョコレートは食べられないけどね」

 

義両親が帰国してから、我が家はまたまた、ベル部長(柴犬)の天下となりました。

さっそく、ベルは暖房の効いた部屋の中で、毛布にくるまってぬくぬくしていました。

犬なのに、寒いのが嫌で、暖かいところが好きです(笑)。


うさぎの毛布に犬がくるまっていますねぇ。う〜〜ん、シュールだなぁ(笑)。

まぁ、ベルが快適に過ごしてくれていたら、私はとりあえずホッとします。

 

※このあと、お散歩で全力疾走させました。

 

 

御殿場のお稲荷さん

今日は、主人とちょっと冒険してみました。

 

仕事上のことで、たまたまお稲荷さんについて調べる機会がありました。「そういえば、御殿場には稲荷神社があるんだっけ?」と、ふと思いたったんです。

 

さっそくネットで調べてみたところ、「御殿場市小倉野76」というところに「稲荷神社」があるとのこと。

 

※情報ソースは、静岡県神社庁のHP。

http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/search.php?mode=city&city=12

 

さっそく行ってみることにしました〜!

 

”小倉野”という地域は、仲町にある旧246号線沿いから足柄の温泉方面に向かう道すがらにある地域。

アイリスオーヤマさんの手前に鬱蒼とした林があるのですが、そこを左に曲がってしばらく行ってみると、そこが小倉野です。

 

・・・・・・で、車で回ってみたのですが、探せど、探せど、稲荷神社は見つからず。

「小倉野76」という場所には、新しくてオシャレなお宅があるのみ。唯一、神社といえば、鎌足神社だけでした

 

「ん〜、おかしいねぇ。キツネにばかされたのかなぁ」

 

なんて言いつつ(笑)小倉野をぐるぐるしていたら、アオジ(=主人)がTwitter上で見つけた情報がありました。

それは・・・・・

 

鎌足神社=稲荷神社

 

とのこと!

 

さっそく、鎌足神社に戻って、車から降りて参拝することに。

稲荷神社を象徴するような朱色の鳥居や白狐はいなかったから、この神社が稲荷神社だと気づくことができなかったのですが、草がきれいに刈られてこざっぱりした神社でした。

 

赤く染まった木の実の向こうにあるこぢんまりとした社殿。ここをぐるりと回り込んでみると・・・・・

 

ありました〜!稲荷神社である証が。社殿の窓際に証書が飾られていました。その証書に「稲荷神社」の文字が!!!


昔から、里山に住む人間と同じように、狐もやはり里山に住んでいたため、五穀豊穣の神の使いとされていたそうです。里山にある草地やお宅にある紅葉は、息をのむ美しさでした。ここに祀られて、お稲荷さんもさぞかし嬉しいだろうなぁ。

 

 

晩秋のお散歩道。、ベル部長(柴犬)も一緒に

毎度、毎度、おなじみの症状なのですが、ベル(柴犬)がご飯を食べません。

・・・・というのも、義母のことがとにかく大好きなベル。

ヤマトヤの事務所でも、ず〜っと義母の後ろをくっついてるくらい大好き。

 

その大好きな義母が、たったの5日間、家を空けているだけで、

いきなり初日から「食事も喉をとおらない」という状態になっているベル部長です。

 

(食事の入った器に見向きもせず。義母が帰ってくるのを待っています・・・・うぅぅぅ)

 

犬なのに、いっちょまえに人間のような反応を示すあたりが可愛くてしかたないのですが、

でも、食べてもらわないと元気が出ないので、人間たちはベル相手にご飯を食べてもらうと四苦八苦!!!

なんだかんだで3時間くらいかけて食べてくれるようになりました

 

「なんだかんだ」とは、具体的に何をしているかというと・・・・

まずは、「ねぇ、ねぇ」、と呼びます。

(「なぁに?」と振り向く、の図)

 

そして・・・・・

 

Step1. ご飯を盛っているお皿をずずずずっと差し出す。

(どうぞ、どうぞ、と勧める)

 ↓

Step2. ご飯を盛っているお皿に段ボールをかぶせる

(ハンター精神を刺激する。こうすると食べ始めることがあるんです!)

 ↓

Step3. 人間がベルのご飯を食べるフリをする

(最終手段ですけど、「食べないなら、取るよっ!」という強い意思表示を行います)

 

・・・・・ってな感じで、今日はなんとか食べてくれました。

 

食べてくれると、一緒に行くお散歩も楽しくなるんだよね!

(ベル部長の目線で見たときの、イチョウの木の下)

 

ほら♪♪

「記念撮影だってしちゃうんだからねっ!」って言っております(笑)。

 

《稲刈りのあと》

 

くるくるっと巻かれた藁(わら)が、田んぼにぽん、ぽん、と置かれていました〜。西洋美術の風景画のようですねぇ。
 

《富士山×夕焼け光線》

 

これが午後4時半だなんて、ずいぶんと季節がすすみましたよね。

 

そして、季節がすすむと言えば、まさにこの2枚の写真!
 
月曜日にこんな状態だった我が家のツタの葉。美しいね、美しいね、と、はしゃいでいたのですが(主に私が)、

三日後になると、もう右のお写真のようになっていました。美しいものは、一瞬ですね。はかないものですねぇ。

 

以上、ベル部長(柴犬)と一緒に楽しむ御殿場の晩秋でした。また、美しい光景を見かけたらお知らせしますね。

 

小説好き♪小池真理子、原田マハ etc・・・・

身近な人で、無類の本好きと言えば、私の実姉です。

小さいころから、よく本を読む姉妹でした。

本の話は姉とだけするもの、って感じでしたが、

最近、Twitterを見ていると「読書垢」としてアカウントを取っている方々が多いんですね〜!

 

先月のくらいのことですが・・・・・Twitter上で静か〜に流行っていたことが、「自分の家の本棚を整理整頓して、本棚の様子を投稿する」というもの。私もそれに乗っかってみました。

 

 

食べ物関連が多いゾーンです。70年代にベストセラーになった桐島洋子の『聡明な女は料理がうまい』から、ここ10年間でよく読んでいる平松洋子さんの食エッセイも多いですね。

 

別の棚を見てみると・・・・・

あ、ここも平松洋子さんのエッセイが多い(笑)。平松洋子さんの本は、読んでいるだけでホワッとした湯気がただようような読後感が好きで、ほぼ全冊買っています。小説家の角田光代さんの『今日もごちそうさまでした』も印象深かったです。あんなに食べ物に執念をお持ちだとは知らなくて、食いしん坊の私としては親しみが湧いたきっかけとなる一冊でした。

 

で、一番多いのは、なんといっても小説です。山田詠美、三島由紀夫、小池真理子・・・・。最近だと原田マハさんの小説もたくさん読んでいます。一度好きになると、その作家さんの小説はほぼ全作品を読みます。

小池真理子さんのように作品数がとっても多くて、「あっ!これ、読んでなかったかも!」という作品もチラホラ出てきちゃって・・・。この作品もそうでした。だいぶ前の既出刊でしたが、今年の夏に改めて文庫本で出版されたものです。どんなホラーよりも、人間が一番こわいよね、の代表例のような短編集ですが、後半にいくにしたがって、愛情深さや、ホロリとしてしまうような短編も含まれていました。

 

そして・・・・・

 

『たゆたえども沈まず』があまりにも良かったので、さらに『リーチ先生』や『暗幕のゲルニカ』も買い込んで、原田マハさんのいわゆる”アート小説”を買い込んで、現在、読み進めています!

それにしても、『たゆたえども沈まず』というこのタイトル、言葉がなかなか忘れられず、何度もタイトルを確認しちゃいました(汗)。

 

 

 

ポーラ美術館の「100点の名画でめぐる100年の旅」へ

「大和屋祭」が終わって、久しぶりにとれた休日。ここへやってきました!箱根のポーラ美術館http://www.polamuseum.or.jp/

です。ガラス張りで太陽の光がたくさん入ってくる空間に落ち着きを感じ、大きすぎず、小さすぎないほど良いサイズ感の美術館。去年の秋から通い始めて1年が経ちました〜!今回やってきたのは・・・・・

企画展「100点の名画でめぐる100年の旅」(〜2018年3月11日まで開催中)を観賞するためです。ポーラ美術館の開館15周年を祝して、催された企画展。ポーラ美術館が所蔵する絵画100点を20のテーマに分けて、年代ごとに展示。その時代の特徴をつかみながら鑑賞できる、とっても楽しい展覧会です。

 

美術館で企画展を観賞する醍醐味(だいごみ)は、画家に親近感がわくことです。絵をじっくりと見ながら、音声ガイドを繰り返し聞いて、解説もゆっくり読み込んで理解すると、、、あれ、不思議。あっというまに、画家と親友になれます(笑)。タイムスリップしたかのよう。鑑賞中、絵が生き生きと語りかけてくるし、画家本人が自分のすぐそばにいるかのような感覚を得られるんですよ〜!

 

クロード・モネ《散歩》1875

 

さらに、今回の企画展で「おっ!」と珍しく思ったのが、ほぼ全ての作品が撮影可だったことです。最近、そういう美術館が増えてきているとは聞きますが、ポーラ美術館では今回が初めてかな?

 

ジョルジュ・スーラ《グランカンの干潮》1885年

 

そして、斬新な取り組みだなぁ〜と思ったのが、「P-1グランプリ」。今回展示された100点の名画のなかからお気に入りの絵を一枚、投票するんです。それを、SNSを通じての投票も可能だったので、しかるべきハッシュタグ(#p1gp)を付けて、参加してみました〜!もちろん、美術館の投票箱へ投票するのもOKです♪

 

・・・・で、悩んだ末に投票したのが・・・・

ポール・セザンヌ《砂糖壺、梨とテーブルクロス》1893〜1894年

 

セザンヌの代名詞くらいになっている「静物画」ですが、今まで良さがわかんなかったのに、この日改めてみてみると、心にズン!とくるものがあって「良いな」と素直に思いました〜!てことで、私的メモリアルな意味をこめて、セザンヌの静物画。

 

そんな理由をつけでもしないと、名画100点のなかから1枚を選ぶなんてできませーーーーん(笑)!

クロード・モネ《睡蓮の池》1899年




黒田清輝《菊》1912年

 

坂本繁二郎《母仔馬》1960年

 

他にもまだまだ素敵だなぁ〜と思った絵画はたくさん!

 

アンリ・ルソー(私の大好きな画家です。コツコツと絵を描くことを継続した生きざまが好きです)、シャガール(理屈抜きに好き♡)、ピエール・ボナール(《ミモザのある階段》の黄色い明るさったら!)、ピカソ(現在、「暗幕のゲルニカ」を読んでピカソワールドへ・・・)。

 

ピカソやシャガールはほぼ全作品が撮影不可だったので、残念でっっす!



(コーヒーカップが、モネの《睡蓮》でした♪)
 

そうそう。こともあろうか名画たちの前で、頭がボー――ッとしてきて眠たくなってきたため、途中、カフェでひと休み。スイーツを食べて、コーヒーを飲んで、気合をいれなおしました(笑)。

 

ポーラ美術館所蔵の絵画が、一度にお目見えするのは珍しいことだそうなので、ぜひ一度行かれてみてくださいね。この企画展は、まだまだ来年まで続きますよー!!

 

ポーラ美術館のレストラン「アレイ」はお食事がとってもおいしくて、絵と同じくらい(笑)おススメです!どんなお料理が出てくるのか、過去記事(←私が書いたものです)のリンクを貼っておきますね〜!

 

●絶品だったシーフードカレーについて

http://gotembanikki.jugem.jp/?eid=306

 

●企画展にちなんだ、オリジナルのコース料理(前々回の企画展の限定メニューでしたが、美しい盛り付けをぜひご覧ください♪)

http://gotembanikki.jugem.jp/?eid=436

 

【京都・祇園】祇園なん波

京都でご飯食べ。仕事で京都へ行く予定が決まった時に、まっさきに「前日入りしよう!そして祇園なん波さんへ行こう!」と決めました。

 

第二の故郷・京都です。

和食屋さんで、優美な盛り付けでもっていつも一気に非日常に連れて行ってくれるお料理屋さんです。もう何度目だろう?数えきれないくらいお邪魔しています。

 

(”ロージン”というアンティークのバカラ)

 

酒器がとっても素敵なアンティークバカラなのも、非日常を感じさせてくれる要素のひとつ。現代のバカラよりも、アンティークのバカラのほうが飲み口が薄いとのこと。お酒の味が、より繊細に感じ取れて良いですよね。

 

(こちらも。シリーズ名は忘れちゃいました・・・)


で、やっぱりここに来る最大の理由のひとつは、大将のお人柄です。お料理がおいしいお店は京都にたくさんあるため、選択肢が多いです。ならば、好きな人が作るお料理を食べたいです。嫌いな人が作るものはちょっとアレですから・・・・・。主人も難波さんとお話が盛り上がっていたし、良かったなぁ〜。

まずはひんやりとした先附から。くみ湯葉とワタリガニ。銀杏がトッピングされていて、穂紫蘇が散らされていました。

松茸と鱧(はも)の土瓶蒸し。この時期の定番です。・・・・・って、土瓶蒸しが久しぶりすぎて、食べ方を忘れていたのはココだけの話です(笑)。

 

土瓶蒸しは初めて見た方は「え・・・・っと、どうやって食べるんだい?」って思いますよね。ティーポットのような形をしたものがドン!と出てきて、てっぺんにはお猪口が逆さまになっておかれているわ、その上にスダチがちょこんと置いてあるわ、一体、何なんだろう?・・・って。

 

土瓶蒸しがもし、「両家の顔合わせ」のように、きちんとした場で突然出てきたら?大切な取引先との会食中に出てきたら?焦りますよね(笑)。

 

だいじょーぶです!必ずしもではないのですが、マナーとしてはまずは「お出汁を味わう」です。そこさえ押さえれば、土瓶蒸しの9割は押さえれたも同然(って言いすぎかぁ)!

 

まず、土瓶蒸しの上にあるお猪口とスダチをとります。

お出汁をお猪口に注ぎ、まずはお出汁の味だけを堪能するのです♪

 

これには、ちゃんと理由があります。

 

和食の料理人さんは、良い出汁をとることに心血を注いでお料理しているからです!出汁の良し悪しが、そのまま、その日の懐石料理全体の印象を決めてしまいますから。そして、そのお出汁の味が最もダイレクトに出るのが、「お椀」や「土瓶蒸し」なのです。会席料理を頂くときは(特に、カウンターに座ってお料理人さんが目の前にいるときは尚のこと)、まずは出汁を味わうのが、お料理人さんへの感謝のしるしというか、ちょっとした気配りになるんです。そんな心持で、いつも「お椀」や「土瓶蒸し」を頂いています。

 

お出汁さえ頂いたら・・・・・あとは、自由です!いや、ほんとに。お出汁さえ先に頂いたら、あとはスダチをしぼろうが絞るまいが、土瓶の蓋を開けて、そのまま食べようが、小さな器のほうに具を乗せようが、各人のお好み!!!そこに理屈はありません。たちのぼる湯気、旬の食材の香りが漂い、奥底が見えない土瓶蒸しをのぞき込みながら、はふはふと食します。

今回は、松茸と鱧の土瓶蒸しでした。蓋を取ると、ふわぁ〜っと松茸の独特な香りがしてきて、普段、なかなかかぐことのない香りに心奪われました。そして、その奥には、鱧(はも)が、ふっくらとした白い正義の鱧がいらっしゃいましたーーーー!!!

 

ここでお食事が終わっても大満足やな〜っていうくらい、土瓶蒸しがもたらす幸福感は強烈です。香り、湯気、はっふはふな熱さ・・・・。はーー、もう一度食べたいな。

 

ちょっと夢見心地になっているところへ、お造りが登場しました。

鯛(たい)と鰹(かつお)はお好みで醤油を。剣先イカは、ポン酢でいただいたり、お醤油で頂いたり。

進みゆく紅葉もあともう少しで、完全なものとなりますねぇ。

焼き物は、鰆(さわら)の幽庵焼き(ゆうあんやき)。アオジ(=主人)が「幽庵焼きって何?」というので、「甘いよ」と、短く応えておきました(笑)。

あんかけに、お食事(=白ごはん)と続いて、水物です。


梨にブドウにバニラアイス。


栗の葛饅頭。もう、みずみずしくって、全然甘くない!そして、器に収まっているときの静謐な雰囲気といったら〜♪こういうふうに気の利いた和食屋さんだと、最後に出す和菓子は、お料理人さん自らが作り、そしてお料理人さん自らがお茶(お薄)を立ててくれます。

 

こうやって、「祇園なん波」さんでのお食事は終わりました。はーーー、3年ぶりに頂いた土瓶蒸しは美味しかったなぁ。久しぶりすぎて、食べ方を忘れていたけど(そして難波さんに聞いたけど(笑))、でもだからこそこの日の土瓶蒸しは特別なものとなりました。蓋をあけたときの松茸の香りは忘れられません。

 

次は、いつ食べられるかなぁ・・・・。

 

祇園なん波

住所:京都市東山区祇園町北側279‐7(四条通から北側に伸びる細い、細い路地を入ります)

電話:075‐525‐0768

 

 

 

【京都・八阪神社近く】「ひさご」の親子丼

皆様は玉子、お好きですか?私は、無類の玉子好きです。玉子が私の人生に初めて登場したのは、記憶にある限りだと、小学2年生のときに学校の授業で玉子焼きを作った時の事。いや、もっと昔かな?『ぐりとぐら』の絵本のなかのふんわりしたカステラの絵をみて悶絶したときかなぁ?(笑)。

 

朝ごはんにフレンチトーストを食べたのに、お昼ごはんに親子丼を食べに行ったという京都滞在記です。好きなんですよー、卵。食べすぎは良くないので1日1個と決めていたのですが、この日は1日3〜4個は食べているんだろうなぁ。

八坂神社に南門を出て数百メートルのところにある「ひさご」。そして、「ひさご」と言えば・・・・・

親子丼です。玉子が二個使われていて、鶏のモモ肉が贅沢に使われています。最近はインスタをはじめとするSNSの影響も大きいようで、外国人のお客様も増えてきました。私が京都市民だった4年前は、中国人や韓国人など東アジアの観光客が多かったけど、今は欧米をはじめ、もっとグローバルになりましたね、京都♪♪♪

 

そんなわけで、「ひさご」も行列が長いけど、ぜひめげずにトライしてみてください。2017年10月現在、ちょこちょこ1組ずつ入店させるというよりかは、8人〜12人くらいごっそりと入店させる、ってな感じでお店がまわってました〜。なので、行列は長くても、待ち時間は意外と短かったですよ♪

 

ひさご

住所:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町484

電話:075‐561-2109

【京都・寺町三条上ル】スマート珈琲

寒い!

 

昨日の夜から急にキーーーーンと冷えて寒くなりましたね。

でも、お天気は全国的に良いみたいで、うれしくなりました♪

 

京都に滞在しているあいだに、コーヒー好きな主人に飲んでほしいコーヒーがありました。あの美空ひばりにも愛されたという、1932年創業の古い古い喫茶店「スマート珈琲」です。

この日も、お店に入った瞬間に、コーヒーの馥郁した香りがふわぁーーーっと漂ってきて、気持ちがゆるやかになりました。


京都の玉子サンドと言えば、どこへ行ってみ厚みのある玉子が入っていて、それを懐かしく思いましたよ。



アオジ(=主人)はそれを見て、「玉子焼きみたい」って。確かに〜!


スマート珈琲の名物・フレンチトースト。厚くカットされたパンに、卵液がしみ込んでいて、あいかわらずの美味しさでした〜!京都に住んでいるときも、会社からも住んでいるマンションからも近かったので、よく来ていましたが、あの頃と違っているのが、アジアからも、欧米からも、アラブ諸国からも、とにかく、外国人のお客様が多くて、インターナショナルな雰囲気でした。

今の京都はどこに行ってもそうかなー。さすが、世界一の観光都市だと思いましたっ!

こんなに玉子をたくさんいただいたのに、さらにお昼ごはんは「ひさご」の親子丼を食べてしまい(笑)、卵づくしの一日でした。

 

スマート珈琲

住所:京都市中京区寺町三条上ル天性寺前町537

電話:075‐231-6547

 

 

 

京都の「国宝展」へ

東洋美術に興味がわかなかった私でも、京都国立博物館の「国宝展」入ってみて良かった〜って思いました。はい、日本史の教科書に出ていた「漢委奴国王」の金印にまんまと惹かれちゃいました(笑)。

 

(敷地内には、昔の京都国立博物館もあった!)

 

(現在の建物はこちら!)

 

一番感動したのは、彫刻でした。

「大日如来像」(大阪・金剛寺)は、その場の空間の雰囲気を支配してしまうほどの圧力を発していました。うす暗い空間に、彫刻だけが証明に照らされていて、一気にひきこまれました。

 

絵画も良かったなぁ〜。長谷川等伯(はせがわ とうはく)の「松林図屏風」。靄(もや)のなかに松の木が立っている絵。控えめな絵なのに、吸い込まれていきそうになるんですよね。

また、円山応挙の「雪松図屏風」も、松の木の枝の上に雪がのっている絵画。雪のもこもこした質感が寒さをよび、一瞬、ひんやりしたほど。


(展覧会の入り口にて)

 

他にも、日本史にの教科書でおなじみだった金印は、想像以上にピカピカ光っていて小さく、

同じく日本史の資料集に載っていた源頼朝公の肖像画は、想像以上に大きくて感動しました。

 

あと、大きな声で言えませんが、「あれ?なぜにこれが国宝?」と思った工芸品もありました。

博物館を出て、「正直、いまいちだなぁ〜、っていう展示品はあった?」とアオジ(=主人)に聞くと、

200点以上の展示品があったのに、私と同じ工芸品を挙げたのです!

本当はこんなことで喜んではいけないのですが(笑)、何はともあれ、200分の1の確率。夫婦ともに感じ方が似ているのかな〜?

 

 

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