今日は、足元がキィー―――ンと冷え込む一日でしたねぇ。事務所(ヤマトヤ本部)で、「ひざ下が冷える、ひざ下が冷える」ってずっと言っていたら、マダムスタッフがレッグウォーマー(未使用)を持ってきてくれることになりました。うふふふ。サイズが合うかなぁ。ちゃんと履けるかなぁ(笑)。
赤い扉がトレードマークのお店、INAHO(イナホ)さん。2011年にオープンしたおしゃれなお店で、おいしい焼き鳥が食べられると地元で大変な評判のお店です。実は、焼き鳥以外のお料理もそうとうおいしい!今日はそのあたりもご紹介できれば〜、って思います。
赤唐辛子(本物)が箸置きなのも、INAHO(イナホ)さんのトレードマークになりつつありますね。この日は、もみじの豆皿に落花生がちょこんと置かれて、なんともかわいらしいスターターでした。
オーナーの坂本さんが調理をされていて、奥様がサービスをご担当されています。ショートヘアで、もう〜、見るからに優しそうな奥様。お顔を拝見するとホッとしちゃいます♡
《季節の地野菜 バーニャソース》
INAHO(イナホ)さんに来たら、まずは黒板を見上げちゃいます。そこには、日本酒やワインに合うお料理がずらりと並ぶ、ワンダーランドの世界(笑)。そのなかでも、ここに来たら必ずオーダーするのが、こちらのバーニャソース。黄緑色の大根や、パープル色のブロッコリー、イエローの人参、赤紫色のラディッシュなどなど、カラフルなお野菜が、芸術的に美しい盛り付けで登場します。
《鶏みそのせ きゅうり》
自家製の鶏みそ。いたずらにしょっぱいお味噌ってありますが、この鶏みそはそんなことはありませんよ。おかげで、きゅうりがなくなっても、鶏みそ単独でお酒のおつまみになりました。この日ご一緒したお取引先様が大喜びしていました、鶏みそ。
《〆サバのカルパッチョ》
薄くスライスされた〆サバにケッパーが散らされて、サラダと一緒に盛り付けられていました。写真ではとらえきれなかったのですが、うっすら淡いグリーンを帯びていて、オパール(宝石)の光が遊んでいる様子にとても似ていましたよ。〆サバ好きなアオジ(=主人)はとっても嬉しそうに食べていました。
わたし的にも嬉しくって、〆られたサバは棒寿司で頂くことが多いなか、こうやってカルパッチョで頂けるなんて、新鮮な感じがいたしました。
《生ハム4種の盛り合わせ》
全て、自家製の生ハム。手前の鶏ハム。薄くて、色も淡いのに、口に運んだ一同がみんな「うまい!」と口にしたのが、この鶏ハム。太陽チキンが使われてます。さらに、右には鴨(かも)ハム、奥には豚のハム、そして左が羊のハムです。こんなに色んなハムづくりを自分たちでやっちゃう、しかもおいしく仕上げるなんて、ただ、ただ、敬服するばかりです。
《鶏の白子串(焼き)》
冬の味覚を代表する白子。ふつうはお魚の白子を頂くことが多いのですが、この日は鶏の白子を頂く機会に恵まれました〜!プチッとした薄皮がはじけて、中はやわらかくって、良いあんばいの塩加減でした。鶏の白子は毎日入荷されるとは限らないので、出会えたらラッキーです。お店の方に尋ねてみてくださいね!
さぁて。ここからは、焼き鳥。おまかせ5種盛に食わせて、せせりもオーダーしました。
山葵(わさび)はもちろん、御殿場産の山葵です。京都の和食屋さにゃ、東京のお寿司屋さんで、ちょっと気の利いたお店だと山葵は御殿場産であることが多いのですよー。
むね肉、ささみ、もも肉、ぼんじり、砂肝・・・・・だったと思います。毎回、思うのですが、胸肉がこんなにパサつかずに焼き鳥にできるなんて、すごすぎるんです。塩加減も絶妙。うちすぎるとしょっぱくなるし、かといって思い切って塩をうたないと、ぼーーーーーーっとした味になるし、ほんとに塩加減は難しいはずなのに、INAHO(イナホ)さんはいつも完璧なんです。
《食用菊》
実は、前日に自宅で食用菊を調理して失敗したので(笑)、この箸休めはほんとに嬉しかったです。
《親子丼》
最後の〆は、主人のリクエストでみんなで親子丼を頂きましたよー。あっ!一緒にいただいたお酒ですが、最初は小さくビールからスタートして、そのあとは私のリクエストで勝沼醸造(山梨のワイナリー)のクラレーザ。そのあとは、白ワインにブドウの皮をつけこんだオレンジワインを頂きました(”共栄堂”という名前のワイン)。
高畠ワイナリーのワインも見つけてしまって、主人と一緒にさんざんまよったのですが、やっぱりクラレーザを選んじゃいました。日本食(=焼き鳥)には、甲州ワインがマッチするのです・・・・・。でも、いつかは冒険しないとダメかな〜〜〜?
今宵もおいしい一夜をありがとうございました。
YAKITTORIA INAHO(ヤキットリア イナホ)
住所:御殿場市萩原738
電話:0550‐82−0601